前記事でお騒がせした当ブログ継続の危機ですが、取り合えずなんとか継続出来そうです。
 
 プロバイダをヤフーから他社へ乗り換えてもヤフー契約時に宛がわれたIDはそのまま使える様で、メールアドレスが@ybb.ne.jpが使えなくなる様です。
 勿論オークションの入札上限も5,000円以下までと制限を受けるものの、もしこれを継続したい場合はkenzeeさんの仰っていた別途契約で月額345円支払えば問題無い様です。
 
 なので、取り合えずの心配は無さそうですのでここでご報告致します。
 ご助言下さった皆様、有難う御座いました。
 
 さて年内最後になると思われるルアーの記事ですが、ヘドンで・・・・。
 
 ヘドンと言うとやはりネームバリューもさることながら、シンプルな形状の中に有る格好良さと言うのも魅力だと思うのですが、どうでしょう??
 
 ガキンチョ自分、国民的アニメとして今もオブジェが飾られる機動戦士ガンダムなんてのは、辺にゴテゴテとしていなくて、比較的シンプルなデザインのモビルスーツの設定、その代わりストーリーで魅せた所が人気の秘密じゃ無かったかと思うのですが・・。
 
 ヘドンのルアーもゴテゴテしておらず、すっきりしたデザインにして、しっかりと動き、魚を魅了すると言う点において似ていると思うのです。
 
 しかし今回はそう言うヘドンらしいシンプルな外見とは異なる人気度低めの潜り屋さんを写真に収めてみました。
 
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 全身ひび割れスチールリップ野郎、クラックルバック、カラーコードはWBRです。
 
 ネームそのまんまのヒビ割れカラーですが、クラックカラーじゃ無いクラックルバックは何なんでしょう??
 もしかして、ルアー名が示す様にクラックカラーばかりなんでしょか?
 
 別名ファンシーバックとも言われるこのクラックルバック塗装はヘドンがまだ大量生産ラインを築く前、少しでも多くのプラグを作る為に速く塗装を乾燥させようと自宅のオーブンにて温めた所、塗装面にヒビが入ってしまったと言う偶然から生まれた塗装技術なのは有名な話で、ヘドンの功績だとは思いますが・・・
 
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 リップまでクラック入れるのはやりすぎだと思いますけど・・・(笑)
 イナズマンもびっくりです。
 
 ゴテゴテとまでは言いませんが、シンプルとは言えない造形ポイントその1。
 
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 ヘドンでリアル系のプラグと言うとプレイフィッシュなんかが思い起こされますが、あそこまでは行かない物の、ヒレ付けちゃってます。
 泳ぎには果たしていかほどの影響を与えているのか・・・・・
 
 実際のコイツの動きはスチールリップを持つ多くのプラグと同じくブリブリと大きくボディを揺さぶって急速潜行します。
 ヒレよりむしろデッカイ鉄板唇がその動力源なのは間違い無いですね。
 
 写真を見れば分かりますが、ジョイントは左右ではなく、上下にパーティングラインが入っています。
 なんだか手間かかってそうですよねぇ。。
 
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 その2は尻尾です。脂ヒレも有りますね。なんでここまで造りこんじゃうんでしょうか(汗
 
 この辺りの造形がいかにもヘドンらしく無い様に思うんですよねぇ。。。
 時代背景に何か有ったんでしょうかね。
 
 で、肝心のネームと言うと多くのヘドンルアーのネームが有るべきお腹にはヒレが有り、ネームすら御座いません。
 
 ビッグバドと同じこの位置にありました。
 
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 このクラックルバックに関してはネームがどうとか年代がナニとか、有るのか無いのかすら知りませんがこんな広いリップにネームを入れるとは・・・しかも何か文字の大きさやバランスもナニしてるように見えて来てしまうから不思議です(笑)
 
 この手のルアーは実釣ではあまり出撃回数も多く無いので半ばコレクションと化してる訳ですが、そもそも何故に持っているのかと言いますれば、やはり中古屋さんで遭遇してしまったからに他有りません。
 
 なので、ぶっちゃけると使い込んでいませんので中途半端にしかルアーの事は分かっておりません。
 しかも、これを投げるシチュエーションならばホッテントットの出番になる可能性の方が多く、やはり観賞用としてしか・・・(笑)
 
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 しかし当時のルアーデザイナー達はリアルさを求めて真剣にそこらじゅうにヒレを配意したんだろうなぁ。。
 
 しょうゆ注しに似てるとかヘドンらしくないとか現代において散々言われていてもヘドンで生まれたルアーなだけに真面目に作られてるんでしょうけどね。
 
 それでも過去を振り返る立場としてコレを見ると、他のメーカーのライバル達との差はあまり思い浮かびません。
 
 だからこそのこのクラックルバックと言うネームと塗装なんでしょか??(笑)
 
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