「あっ!見た事ある!」「スルーした!」と言う人も多いんじゃ無いでしょうか??
ブランド(メーカー?)名、ルアー名まで判っているのに、素性の全く知れないプラグ。
QUICK QUACKのスケーティン・バード(スカチンバードでは無い)です。
恐らくはバスバブルの置き土産じゃ無かろうかと読んでるのですが、何分、中古でしかルアーを買わないので何時頃釣具屋さんに並び始めたのかすら知りません(笑)
こいつに限らず、バスバブルの頃は様々なメーカーがルアーをちょいと作っては消えていったので記憶には有るものの、出所不明と言うルアーが山ほど有ったのもこの時期の特徴ですよねぇ。
このフーテンの寅さんの様なバカボンのパパの様な鳥はベリーで新品が100円で投売りされていたのでレジチンしましたが、この日は何もエグれるブツが無かった故のレジチンで有りました。
普段なら、こっち系には全く興味が無いため、100円でも99%スルーです(笑)
それから2年ほどずーーーっと放置ぷれいだったのですが、再び美品をこれまた100円で見つけたので、1%の気まぐれが働き(笑)、一度使って見るかとお持ち帰りして投げて見ました。
よって、このフーテンバードは新品だったりします。
こんな物までコレクション用と実釣用とを分けてしまうって・・・・悲しいサガです(涙
実際に浮かべて見ると、大方の予想通り斜め浮きで首から上をピョコンと出して浮んでる訳なんですが、どうも立ち浮きペンシルと言うのはわがままプ~ちゃんを思い出し(当時ナニを思ったか定価で買いましたからね笑)、あまり良い印象が無いのですが・・・・
ラインスラッグを弾くと、その場でクイックイと首を振ってくれました!
この重そうな下半身を支点に、右向いてクワッ!、左向いてクワッ!です(笑)
なるほど、これでゲロゲロラトルでも入っていれば雰囲気出るじゃないのってな感じです。
プ~ちゃんの様なあの形状だと、クリンクリンとその場で右向き、左向きしてもあまりアピールが無さそうですが、スカチンバードの場合、ひょうたん形状をしているためにボディがクリンクリンと向きを変えると首から上だけを激しくぶん回してくれるわけですね。
それを狙ったのかどうかは全く不明です(笑)
それともう一つ、ラインスラッグを弾きながら速めに巻いてくるとメタボックリなお腹が水を受け、ちょいとだけノイジー的な動きを見せてくれます。
ただし、これは思ったより速く巻かなければなりませんが・・・・。
鳥が水面から飛び立つ時、水面を長距離蹴り上げているシーン、あんな感じです。
自分で動かしながら「おおお~~!」と喜んでいましたが、ふと我に返るとバスが飛び立とうとしている鳥に食いつくのなんて、見た事も無ければ、むしろアノ後は魚が散ってしまっているんじゃ無いかと・・・・・(汗
釣りキチ三平に三角トロの主と言うお話があり、女の子の飼っているアヒルの子が凄まじい渦(笑)と共にビワコ大ナマズに食べられてしまい、三平がピヨピヨ(アヒルのヒヨコ)の仇を討つと言うお話なのですが、実際、バスが水鳥を捕食する事もあるとは聞くものの・・・・
どちらかと言うと、スレ切ったこのご時世、鳥が暴れた後って、トップへの反応が悪くなる事の方が多いと思うんだけどなぁ(汗
まぁ、人間から見るのとバスから見るのとでは違うでしょうし、激しく水面を騒がせる物に食いつかないので有ればバズベイトやダブルスイッシャーは必要なくなるので、状況次第ですな、実際は。
「時として下手な先入観はバス釣りには邪魔である」←今思いついた(笑)
パッケージ袋を見た感じ、海外物かとも思えるのですが、このベタな塗装を見る限り、我が国のどこぞのショップが作った物かも知れませんね。
こんな袋に入って、画像では外しておりますがフックカバーまで付いてますから至れり尽くせりなんですが、100円(笑)
ですが、最近の中古釣具屋さんの傾向として、こう言うハンドメイド風のプラグは高い付け値がなされている事も有り、下手すりゃ1英世前後している事も有ります。
そう言うお店では玉石混淆だったりするので、逆に他の高価なルアーを思わぬ低価格でエグれたりする事も有りますが。
使い始めたのが最近で、今のところ実績は有りませんが、取り合えずはボックスには入れておこう、そんな気になっています。
それこそ100円程度ならまぁ失敗しても許せるかなと思える方はどうぞ(笑)
興味無い人には全く興味湧かないルアーだけど・・・
今回は中古屋さんで売っているルアーって、鼻で笑う様なのが多い中にもこう言うのが混じっているから面白いって言うお話でした♪
あ、スケーティングはしないので、やっぱりスカチンかも知れません(笑)
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