最近、とあるDVDを見て、再度のんびりとしたトップウォーターバスフィッシングが好きになりました。
 
 そのとあるDVDとは羽鳥静夫さん主演の「僕たちのバスフィッシング」と言うタイトルで、当然出て来るプラグは羽鳥さんの手によるハトリーズで・・・
 
 以前からのエグりでいくつかハトリーズのプラグを持ってはいましたが、実際に使うとタックルセッティングなのか腕なのか、どうも上手く動かせません。
 
 でも映像の中のハトリーズは至極気持ちの良さそうに水面を泳ぎ、その映像に見とれていると「ガバッ!!」とプラグが水中に消えます。
 
 自分も腕を磨き、その様に動かしたい・・・そんな風に思わせるDVDでした。
 
 それまではほぼ、ハトリーズとは無縁・・・そんな風に思ってましたが、実は社会人になり、バス釣りを再開してしばらくの事、ハトリーズのDNAを受け継ぐプラグを使っていた事が有ったんです。
 
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 それがこのトレッピーなんですが、当時はバス釣りを再開し、メガバスやエバーグリーンのプラグを買い漁ってた頃で、何故このトレッピーを買ったのか分かりません。
 1996年発売当時に買ったのは赤い背中に黄色い腹のカラーでしたが、同時に発売されたキャスパーも買いました。
 
 今でこそスミスと言うメーカーが過去、ヘドンを始め海外のルアーを輸入したり、日本のバスフィッシングをリードして来た存在で有ると言う事を良く知っているつもりですが、これらハトリーズのプラスティックシリーズを買った時にはそんな事、全く知りませんでした・・・・と言うか、気にもしていませんでした。
 
 そんな訳でスミスのプラグと言うと、既に発売されていた同パフィートップや、リアル系だとパニッシュと言うミノー・・・それも欲しくて買ったと言うより、釣具屋さんに入ったは良いが、何も欲しい物が無く、取り合えずレジに持って行った・・そんな感じだったんですね(笑)
 
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 ところが、実際に動かしてみるとこのハトリーズプラスティックシリーズのトレッピーはとても良く動きました。
 
 リアル系のプラグに慣れきっていた僕には少し違和感の有った細身にして変わった流線型のボディ。
 
 今見るととても小さく感じますが、その頃の自分はこれ位が普通のサイズでした。
 
 少し斜めに切ったカップは、ラインを弾けば変に水を噛む事なく、綺麗にスプラッシュ返しながら首を振り振り水面を泳ぐ。
 
 まさに初心者にとても動かし易いハトリーズです。
 
 ハトリーズ自体あまり詳しく無いので、「こんなのハトリーズじゃない」と言うファンがいるのかどうか分かりませんがパッケージに大きくハトリーズと書かれてたので間違いないでしょう(笑)
 もちろん、購入当時、ハトリーズなんて知りませんでしたから、とにかくスミスのトップウォータープラグと言う認識しか有りませんでしたよ。
 
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 古い物やアメルアに興味を持つようになった今、改めて見るとチャグバグなど似たルアーを探すのは出来ますが、この頃はそんなの殆ど知りません。
 チャグバグはこの頃から既に持っていましたが、メインで使っていた訳でもなく、やはり前に出ていたのはポッパーと言うとコンバットポッパーやポップXでしたから・・。
 トレッピーもキャスパーもお遊び系ルアーとして買ったのかも知れません。
 
 何故・・・このプラグを記事にする気になったのかと言えば、昔撮ったバス釣りの写真を久しぶりに見ていると出て来た一枚を見て、そう言えばこのプラグも確か、ハトリーズやったな・・・と言う所から回想が始まってしまったからなのです(笑)
 
 
 その日は久しぶりに再開した友人と約束した釣行の日、いつもより少し早起きしたものの、既に明るくなっており、蒸し暑く小雨の降る曇天だったのだけが救いだった休日に近所の川へ行ったと記憶します。
 待ち合わせの時間になっても友人は現れず、後日、約束の行き違いだった事が判明するのですが、当日は寝坊でもしたんかな~?・・・程度にしか思っておらず、時間も勿体無いので一人で釣り始めました。
 
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 もちろんタックルボックスにはリアル系プラグがぎっしり詰まっていたのですが、恐らくは久しぶりの場所と言う事で、ルアーを無くすのが怖かったから(当時は)どうでも良かったトレッピーを結んだんじゃ無いかと思います。
 
 葦際にプラグを落とし、小雨が水面を叩いて出来るのとは別の、少し大きめの波紋が消えるのを待ち、そこからロッドを軽く煽れば簡単に水面で唾を吐き、首を振ります。
 
 大昔はライギョも居た場所、バスは居ると聞きつつも自分では確かめた事の無い場所ですが、とにかくせっかく来たんだからとキャストを繰り返し、やがて雨も止み地面が乾き始めた頃。
 
 出ました。
 
 写真裏を見ると21cmと書かれていましたが、この場所でバスが釣れたのは初めて。
 
 子供の頃、通って通って、結局この場所では一匹も釣れず、釣りを止めてしまってから10年以上経って。
 
 やっと釣れたと喜んで、この日来なかった友人に釣れたぞ!と電話しました。
 
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