イメージ 1

 この画像だけで何なのか分かった人はこれ持ってる人ですね(笑)

 真正面からの画像、長台形の赤い板が目印です。

 ですが、このルアー、意外と有名な様で・・・知っている人も多いみたいです。

イメージ 2

 老舗Southbendが1959年~1962年の3年間だけ作っていたB級臭さ抜群のバイブレーションプラグ、OPTICです。

 サウスベンドはウッドルアーのイメージが強いかも知れませんが、プラスティック製のルアーも出していたんですね。
 Fish-O-Biteなんて言うシンキングプラスティックプラグも有ります。

 同様にこいつもシンキングのバイブレーションなんですが、何か・・どこか変わってるでしょ??

 形はどこにでも有る様なおにぎり型で、動きもしっかりとピリリとしたバイブレーションはする物の、ヒラウチをして障害物を回避するとか、そんなアクロバティックな事も無く・・・普通のバイブレーショーンプラグです。

イメージ 3

 ところが、ボディ側面にその仕掛けは有りました。

 名前が表す様に、ボディ側面が凸凹がレンズの役割を果たし、見る角度によって側面の縞々模様が動くう様に見えると言うコロンブスもびっくりな細工が施されてるんですな。

 試しに少し傾けてみると・・・

イメージ 4

 ほらね!

 模様が移動した様に見えませんか。

 なんだか子供の頃に見たシールを思い出しませんか??

 まぁそりゃバイブレーションプラグとなると多かれ少なかれ似た様な物になるのは仕方無く、どこで差を付ければ良いのかって事にでもなったんでしょうね。

 開発に行き詰っていた担当者が設計図や資料をにらめっこの結果、目を悪くし、行った先の眼科の仕切りガラス(もちろん良くワイドショーで出ていた本人を隠すあのガラス)の向こうに居たボーダーのセーターを着た他の患者が動いた姿を見てこれだ!とでも思ったんでしょうか。
 名前もオプティックだし(笑)

 しかけはごくごく簡単、ボディ内部に仕込んだ鉄板に、斜めにボーダーラインを何本か書き、ボディ本体には側面にインジェクションで水平に凸凹ラインを付けてあるだけ。

イメージ 7

 無茶苦茶単純な発想ですが、良く思いつきましたよねぇ、当時の開発の人。

 やっぱり眼科で(略

 この鉄板のせいでラトルを仕込む隙間が無かったのか、オプティックはノンラトル。

 でも、水中ではこの縞模様が高速で動き、視覚的には面白い事になってると思います。

 これが色調変化でなく、コントラストのはっきりした模様が変化すると言う所に密かに期待したりしてるんですが、どうでしょう。

イメージ 5

 ネームはお腹に、Sリグに少し隠れちゃってますが(笑)

 そして前方にはPAT PENDの文字が。PATENTO PENDING、特許出願中と言う事ですな。
 
 社内でもアイデア賞ものだったんでしょう。特許申請が通ったかどうかは定かでは有りませんが・・。

 その割には僅か3年と言う短い製造期間で終わってしまったのも気になりますが、サウスベンドはオプティックに限らず、短命ルアーが沢山有り、また会社自体の変遷も激しいのでその渦中での出来事かも知れませんね。

イメージ 6

 そして例の赤い板のすぐ後ろ。

 TEXと刻まれています。

 TEXから想像する言葉と言うと・・テキスタイル、テクスチャー、いずれも織物関係の言葉で、繋がりを考えるのは難しそうです。
 もうひとつ、TEXと言う言葉に当てはまるのがテキサスです。

 しかし、サウスベンドは地名でも有るように、インディアナ州、五大湖のすぐ南に隣接する州で、テキサス州とは離れすぎています・・・しかも、1957時点ではまだサウスベンドはインディアナ州に拠点を構えているからこれも考えにくいんですよねぇ。。。

 もしかすると、このTEX、単純に型番か何かなのかも知れませんけどね(爆)

 とにかくサウスベンドは閲覧出来る資料が少なく、この複雑なパズルを組み合わせる事が出きるのはいつになるか・・

 こんな事は知らなくっても全然釣りは出きるんですけどね(笑)

イメージ 8