以前・・・中古屋さんにて激痩せ・・もとい、激安BASS捕獲!

 ゴールドの尾っぽにゴールドのヒレならぬフック、リグや平べったい側面、ギルモア・ジャンピンGとヘルレイザーを足して2で割った様な作りのプラグ。

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 メイド・イン・ジャパン・フロム・ダイワ(滅茶苦茶な英語です笑)、高級プラグシリーズのウッドプロップです。
 今見るとどこが高級なんだか、全く以って不明な訳なんですが(笑)

 細かい価格までは覚えてませんが、僕は当時持っていませんでした。
 友達なんかは結構持ってたと思うんですが、それはラパラやヘドンをしっかり押さえて、国産プラグも抑えて・・と言うお話。
 それほどプラグを持っていなかった僕はこれ買う余裕有ったなら先に海外プラグを補充してたもんね。
 だって、電車賃とプラグで一ヶ月のお小遣い飛んじゃいましたから(笑)

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 リアルはリアルでもリアルプリントが大流行の80年代、まだまだ海外製品が幅を利かせていた時代のダイワの努力がバスカラープリントの目とエラから滲み出ている気がします(笑)

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 気合入りすぎだっつーのって位まっかちんなエラです。

 今から見ると、ですが、リアルプリントはチープな印象を拭いきれません。そのチープなプラグにゴールドのパーツを使ってるアンバランスさがなんとも笑えます。

 当時としては高い価格帯を設定したプラグだっただけにバブリーな作りをしたんでしょうが、これじゃまるで成金じみてます(笑)

 コケ下ろしてばかりじゃ洒落にならないので。

 こう見えて名前の通り、ウッド製です。後ろのフックとペラを外してみました。

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 リアルプリントで全身コーティングされてるので、外見からは全然わかりませんが、ウッドをこの形に削っている所からも高級感を出そうとしたのかな?なんて考えちゃいます^^;

 でもって、動きはと言うと・・・・

 左にコケて移動します(笑)

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 BASSとプリントされたお腹を見せて移動です^^;

 首振りなんてとんでも有りません。倒れたままチョロロロロ・・・とペラを回しながら真っ直ぐ滑って・・引きずられてきます(笑)

 寝てしまうのはシングルペラの宿命なので仕方無いのですが、その寝かたがこれまた中途半端でして^^;

 でも、それが結果オーライなのか、ちょいと竿を煽るとこちらから見て若干左に逸れ気味にボディを倒して後ろのペラで申し訳程度の飛沫をあげます。

 デッドリーなベイトフィッシュって水面でピクピクしたと思ったら、急に横滑りするみたいに若干円を描くようにパタパタパタってするじゃ無いですか。

 その動きにそっくりなんです。それを狙ったとするなら、まさにダイワの技術力と開発力は高水準だったといわざるを得ませんが・・さすがにそれは怪しいですね^^;

 しかし、外国に負けじとリアルプリントでぶつかって行ったあの頃のメイドインジャパンは格好良かったですね。
 いつかプロジェクトX(ってまだやってたっけ?)で紹介して欲しいもんだな。



 ・・・誉めすぎ?(笑)

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